【リーグ戦終了、加熱する移籍報道】どうなる!?来季のガンバ大阪新戦力

前回の更新から約1カ月半・・・

shiba-gamba.hatenadiary.jp

初めての記事で約6000PVをいただいて嬉しい限り。

閲覧していただいた方々に感謝いたします。

 

明治安田生命J1リーグは全日程を終え、鹿島アントラーズがチャンピオンシップ決勝で浦和レッズを下し、リーグ戦3位から"勝ち点15差"を逆転しての下剋上を果たした。

その翌日から来季に向けての移籍報道もにわかに活気づきはじめ、ガンバ大阪も前回の記事(10/17)時点からさらなる移籍選手の名前が出始めた。

 

まずはじめに前回の記事における移籍報道のあった選手の去就を振り返る。

ファビオ(横浜・Fマリノス)

【G大阪】横浜M・ファビオ獲得へ…重傷パトリックの今後は保有元と話し合い : スポーツ報知

まずは前回の記事で有力候補としたマリノスのファビオ。

今季序盤に三冠獲得の立役者である丹羽大輝岩下敬輔のケガにより野戦病院と化してしまったガンバのCB陣。

丹羽の鎖骨はもう心配無いだろうが、岩下についてはシーズンを通しての計算は立てづらい。また、今季その穴を埋めて大活躍した金正也マリノスがリストアップしているとの報道があり、CBの補強が急務である。

そこで白羽の矢が立ったファビオであるが、1カ月前の記事以降は音沙汰が無く、本当に移籍交渉が進んでいるのか心配である。

ウェリントン(アビスパ福岡)

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「来季補強の上位リストに入っていた福岡FWウェリントンはこの日までに消滅したことも判明。」

記事が大森晃太郎の神戸移籍の記事だが、この記事によるとウェリントンの移籍交渉はどうやら破断したようである。

獲得リスト筆頭としてリストアップされていただけに、ガンバとしては痛いニュースであることは間違いない。

大久保嘉人(川崎フロンターレ)

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前回の記事で「微妙」としていた川崎の大久保は予想通りガンバではなく、新天地としてFC東京を選んだようである。

小林悠(川崎フロンターレ)

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こちらも前回の記事で「微妙」としていた日本代表FW小林悠。結局フロンターレに残ることが決定したようだ。

 

結局、候補に挙がっていた4人のうち3人が破断に終わっている。

しかし、この1カ月半でさらなる補強の噂も出てきている。

昌子源(鹿島アントラーズ)

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まず目玉としては日本代表DF昌子源。元々ガンバの下部組織出身で鹿島アントラーズで安定したプレーを見せ、日本代表にも選出されている。

もし加入となればGK東口雅昭と同じケースになるのだが、実現可能性は低いと見る。

単純にJリーグチャンピオンから4位のチームに移籍することは事実上のステップダウンである(実際シーズン通しての鹿島とガンバの勝ち点差は1しか変わらないが)。

この移籍が実現すれば若さも魅力的な点であるし、これ以上ない補強になるのだがどうなることやら・・・

家長昭博(大宮アルディージャ)

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今年も家長復帰の記事が。記事では川崎、ガンバ、セレッソでの争奪戦となるようであるが、まあ来ないでしょう(笑)

井出遥也(ジェフユナイテッド千葉)

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ここにきて強化部山口智の本領発揮か。

J2千葉でプレーするMF井出遥也の移籍報道が出た。

この記事であまり言及するつもりはないがガンバの2列目を支えてきたMF大森晃太郎が神戸へ、阿部浩之が川崎へ移籍する可能性がどうやら高いらしく、その穴を埋めるための2列目候補となる模様。

今季34試合5得点という内容が即戦力になるかという疑問はあるが2列目のオプションとして楽しみな存在ではある。

矢島慎也(ファジアーノ岡山)

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そして、今朝入ってきたビッグニュースである。

リオ五輪代表として井手口、藤春らとともに戦った岡山の矢島を獲得するという記事である。

元々矢島自身は浦和レッズからレンタル移籍をしている選手で保有元はレッズであり、さらにそのレッズも来季に向けて復帰を要請しているようである。

昨日、昇格プレーオフセレッソに敗れ、来季もJ2での戦いが決まったファジアーノ。個人的に矢島は浦和復帰が基本線だと思っていたのだが、まさかのうちが獲得するという記事が出るとは・・・

あまり期待しないで見守りたいと思う。

ファン・ウィジョ(城南FC)

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個人的に最も来てほしい選手の名前が今年も挙がった。

韓国Kリーグ城南FCのファン・ウィジョである。

昨年のACLでガンバ相手にスーパーミドルをお見舞いしてくれた選手で、万博のSB席で開いた口が塞がらなかったのを覚えている。

(0:15~)

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さらに今年は城南FCの2部降格が決定しているようで狙い目であることは間違いない。しかし、韓国人選手ということで忘れてはいけないことがある。

「兵役」である。韓国には日本にはない兵役制度があり、プロサッカー選手といえども基本的に兵役からは逃れられない。

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詳しくはこの記事を参照していただきたいが、兵役を果たしながらサッカーを続ける場合は27歳と年齢制限がある軍隊チームに所属しなければならない。今季もかつてガンバが獲得オファーを出したサガン鳥栖キム・ミヌが兵役制度によりサガンを退団した。4年前、ガンバ大阪を退団したイ・グノも理由は兵役であったことは記憶に新しい。

現在24歳のファン・ウィジョは27歳には韓国に戻らなければならないので、加入となれば2、3年での放出が濃厚ということも頭に入れておかなければならない。

しかし、韓国では「オリンピックで3位以上、アジア競技大会で優勝」という実績を残せば兵役を免除されるというシステムもある。実際、ロンドンオリンピック3位決定戦で日本を破り銅メダルを獲得した当時のU23韓国代表に名を連ねていたDFオ・ジェソクはこの功績により兵役を免除されている選手の一人である(兵役の代わりに4週間の基礎軍事訓練へ行っている)。

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184cmの身長も魅力的なだけにぜひともガンバに来てほしい選手であるが兵役のリスクがあることも忘れてはならない。

 

 

様々な選手を挙げてきたが、まだ天皇杯3連覇という最大の目標が残っている。

本格的な移籍情報は天皇杯が終わってからになるだろう。

「果報は寝て待て」

この言葉が表すように気長に待ちながら、来年のガンバの戦力がより充実することを願いたい。